「ドクターベイプ」と検索すると、候補に「死亡」と出てきて、不安になった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、「死亡」と検索される理由を整理し、確認できた事実と、事故を防ぐ使い方をまとめました。
結論:確認できた範囲では、ドクターベイプの死亡事故は見つかっていません
ドクターベイプ(DR.VAPE)が原因とされる死亡事故を、ニュースや公的な事故情報で調べました。確認できた範囲では、該当する報道や報告は見つかっていません。
ただし、「見つからなかった」ことは、「絶対に起きない」ことの証明にはなりません。電子たばこには、バッテリーという事故の原因になりうる部品が入っています。次の項目で、リスクがどこにあるかを整理します。
「死亡」と検索される理由:海外で2つの問題があった
電子たばこ(ベイプ)全般では、海外で次の2つの問題が報じられてきました。ドクターベイプ自体の事故ではありません。
1.アメリカで流行した肺の病気(EVALI)
2019年から、アメリカで「電子たばこ・ベイピング製品使用関連肺障害(EVALI)」が流行しました。
CDCの集計では、2020年2月4日時点で、約2,700人が入院し、64人が亡くなっています。
CDCは、THC(大麻成分)を含む製品、とくに友人や売人など正規でないルートで入手したものが、多くの症例に関わっていると説明しています。原因物質としては、ビタミンEアセテートが強く関連しているとされます。ただし、ほかの化学物質の関与を否定できる十分な証拠はない、という論文もあります。
また、CDCの別の報告では、患者の約57%がニコチン含有製品の使用を報告しています。THC含有製品だけの問題、と言い切れるものではありません。
日本では、THC(大麻成分)の所持・使用は違法です。ドクターベイプは、販売元の案内ではニコチンを含まない製品です。
2.バッテリーの爆発・発火事故
電子たばこには、スマホなどと同じ、リチウムイオン電池が入っています。リチウムイオン電池は、衝撃、過充電、不良品などで、発熱や発火が起きることがあります。
- アメリカ消防庁の報告では、2009年から2016年に、電子たばこの爆発・火災が195件ありました。
- 日本のNITE(製品評価技術基盤機構)によると、2020〜2024年に報告されたリチウムイオン電池搭載製品の事故は1,860件で、約85%が火災になっています。これは電子たばこに限らず、モバイルバッテリーなどを含む全体の数字です。
- 名古屋市のように、電子たばこと加熱式たばこを「発火性危険物」として分別収集している自治体もあります。
つまり、電子制御のある機器でも、「絶対に発火しない」とは言えません。大切なのは、正しく使うことです。
ドクターベイプについて確認できたこと
- ドクターベイプModel 3は、充電式(カートリッジ交換式)の電子たばこです。公式価格は3,960円です。
- Model 3は、充電用のUSB Type-Cケーブルが付属していません。自分で用意する必要があります。
- ドクターベイプのリコールや自主回収は、調べた範囲では確認できていません。
ここで大切なのは、充電器やケーブルを何でも使わないことです。NITEの事故事例には、メーカーが指定していない他社製のACアダプターで充電したために、異常発熱して出火した事例があります。
事故を防ぐ6つのポイント
1.充電は、指定または規格に合った充電器とケーブルで
規格が合わない安価な充電器は、異常発熱の原因になることがあります。NITEはモバイルバッテリーについて、購入時にPSEマークを確認するよう呼びかけています。充電器やケーブルを選ぶときの参考にしてください。
2.充電しながら使わない、充電しっぱなしにしない
充電が終わったら、コンセントから抜いてください。充電中は、燃えやすいものの近くに置かないでください。
3.膨らみ、異常な熱、異臭があったら、すぐに使うのをやめる
電池が膨らんでいる場合や、使用中に異常な発熱がある場合は、すぐに使用を中止してください。消防の注意事項にも、同じことが書かれています。
4.強い衝撃を与えない
落としたり、強く押したりしないでください。落とした後は、外見に問題がなくても、熱くなっていないか注意してください。
5.ポケットで鍵や小銭と一緒にしない
電池の端子がほかの金属に触れると、ショートすることがあります。ケースに入れて持ち運ぶと安心です。
6.非純正のバッテリーや互換品は避ける
NITEの事故事例には、非純正のバッテリーが原因のものがあります。ドクターベイプの周辺アクセサリーを買うときも、純正品を選ぶのが無難です。
捨てるときの注意
電池が入っているので、燃えるごみに出さないでください。自治体のルールを確認して、分別してください。
ドクターベイプの購入を検討している方へ
ここまでの内容を読んで、それでも購入を検討している方は、次の点を確認してください。
- 20歳以上の方が対象です。
- ニコチンを含まなくても、健康への影響まで保証できるものではありません。
- 正規の販売ルート(公式サイト、コンビニなどの正規取扱店)で購入する
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公式サイトでは、スターターキットの内容や定期便の条件が確認できます【要確認:現在の内容、価格、保証の条件】。購入する前に、必ず最新の情報を読んでください。
コンビニと公式サイトでは、価格やセット内容が違うことがあります。詳しくは、ドクターベイプをコンビニで購入すると損する?で解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q. ドクターベイプで死亡事故は起きていますか?
確認できた範囲では、ドクターベイプが原因とされる死亡事故の報道や報告は見つかっていません【要確認:調査日を入れる】。ただし、電子たばこのバッテリー事故は海外で報告されており、リスクがゼロとは言えません。
Q. ドクターベイプは爆発しますか?
ドクターベイプで爆発や発火が起きたという報告は、調べた範囲では確認できていません【要確認】。ただし、リチウムイオン電池が入っているため、充電器の選び方や使い方を間違えると、発熱や発火のおそれがあります。
Q. 海外の肺の病気(EVALI)は、ドクターベイプでも起きますか?
EVALIは、主にTHCを含む製品に関連して報告されました。ドクターベイプでEVALIが報告されたという情報は、調べた範囲では確認できていません。ただし、ニコチン含有製品の使用者にも患者がいたとされ、原因が完全に解明されたとは言えません。
Q. 子どもや未成年が使っても大丈夫ですか?
おすすめしません。ニコチンを含まなくても、メーカーは20歳以上の方の使用を推奨しています。
Q. 事故が心配です。何に気をつければいいですか?
指定の充電器の使用、充電しっぱなしにしないこと、異常な熱や膨らみがあれば使用をやめること、強い衝撃を与えないことが基本です。
まとめ
- ドクターベイプが原因とされる死亡事故は、調べた範囲では確認できていません。ただし、絶対に起きないとは言えません。
- 「死亡」の検索は、海外の肺疾患(EVALI)やバッテリー事故の報道が背景にあります。
- ドクターベイプにも、リチウムイオン電池が入っています。充電器の選び方と、日々の取り扱いが大切です。
- 購入するなら、正規の販売ルートで、最新の情報を確認してから決めてください。
